歴史的な米朝首脳会談 ゆっくりと着実に

今日は歴史的一日というキーワードでニュースのトップを飾った、米朝首脳会談がシンガポールで行われました。

賛否両論ある中、個人的には歴史的大きな一歩と感じています。

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中には「具体策のない共同声明」と報道されているのも見受けますが、まずは米朝の両首脳が直接会って対話ができたということだけでも、大きな前進だと受け止めるべきだと思うのです。70年以上も互いに敵視し、話すことさえできなかった両国が首脳同士が会うということは想像もできなかったことです。

北朝鮮はご存知のとおり理解しがたい思想を持った国。米国は日本と同盟を結んでいる国。さらに世界一の大国でもありリーダーでもあります。互いの国の影響力は世界を動かします。

北朝鮮のこれまでの振る舞いには賛同できるものではありませんが、何かを変えようとしている意思は感じ取ることができます。それがいい方向なのか悪い方向なのかはわかりませんが。ただ、互いに今回直接会って会談をするということには必ずデメリット(引き換えにするリスク)というものがあるのは明確です。そのリスクを冒してまでも会談をしたということは、何かの目的があるのです。

米国は非核化を声に出して進めていますが、世界で一番の核保有国はアメリカです。その事実はどうなのでしょうか。核を国同士の交渉の道具としているのは米国も同じことです。

今回それぞれが共同声明を出しましたが、見方を変えれば「言うは易し」です。具体的にどう進めていくのか、いつまでにどのような状態を目指すのかをロードマップで示せてこそ今回の共同声明は意味があると思うのです。絵に描いた餅では意味がないのです。

日本の立場からすれば、今回拉致問題については声明に一切含まれませんでした。しかしこれは日本の問題なので、強くは言えないと思います。日本からすれば米国に先を越されました。自国の問題は自国が率先して解決に努力すべき。二番煎じ感はありますが、次は日朝首脳会談の実現ではないでしょうか。

しかし今回の米朝首脳会談は大きな歴史的一歩であることは確かです。平和へのゆっくりな前進ですが、着実な一歩です。今回のことで学んだことは、目的を達成するためには行動すべきだということです。行動を起こさなければ何も始まらない、ゆっくりでも一歩ずつ前に進むことが大切なのだと感じた一日でした。

世界平和が早く訪れることを願い、まずは感心をもって、今後の行方を見守っていきたいと思います。