「働き方改革」裁量労働制に賛成?反対? メリットとデメリットを考える

国会でも一番の話題となっている「働き方改革法案」野党の反発と与党が提出したデータの信憑生からかなり揉めています。4月以降の法案提出になるとのニュースも。

焦点は裁量労働制の問題です。

裁量労働制とは

裁量労働制とは、労働者と雇用者が結ぶ労働形態のひとつで、労働時間と成果・業績が必ずしも連動しない職種において適用される制度です。

“みなし労働時間制”のひとつで、労働者の実際の労働時間と関係なく、あらかじめ労使にて定められた時間を働いたとみなされるものです。文字どうり、労働者の裁量にゆだねられる労働時間制度です。

簡単に言うと、あらかじめ労働時間が何時間分って決められてその範囲内で労働をしてもしなくてもその時間分、給与に反映されて支払われるということになります。

例えば1日の時間のみなし労働時間を10時間裁量労働制として支払われるとなれば、10時間以上実労働時間があったとしてもその分はまったく支払われないということに。

労働時間を働く側に委ねる形になります。

メリット

メリットは勤務時間帯が決められずに、出退勤も自由となります。自分の仕事の尺度にあった働き方ができるようになり、時間の使い方に自由度が広がります。

デメリット

実際は出退勤時間が決められたり、現状の運用は難しいものがあります。また雇用側からしてみれば、残業代を払う必要性も低くなったりするので、仕事量が多くなりがちです。「これだけの仕事をしてください」「あとはまかせます」という具合に。結局、時間内にこなせる仕事量ではなくなり、長時間労働となったりします。しかも残業代は支払われません。延々と働かされるが残業代はつかないということにも。

しっかりとした運用がされなければ、長時間労働の助長になりかねない制度です。

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「働き方改革」

長時間労働や、不当な残業の是正として政府はこの法案の可決を目論んでいますが、実情を把握していないからこそ、言える法案であると感じてしまいます。

世の中、当たり前のようにサービス残業、長時間労働がまかりとおっている実情をしっかりと把握しているのでしょうか。

「勝手に残っているだけ」「残って仕事をしろとは言っていない」「時間内に仕事をこなせてないだけ」こう言われてしまえばそれまでです。長時間労働は当たり前に行われています。帰りたくても帰れない仕事量をまかされているが、強制はされていなければセーフなのです。

「働き方改革」と言われていますが、実際改善されている企業はほんの一握り程度ではないでしょうか。言葉と法律だけが先行し、それをしっかりと施工される基盤とチェック機構がなければ、いくら決めても同じだと思うのは私だけでしょうか。

 

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